明けましておめでとうございます。
去年は大震災があり全体的に暗い一年でしたが今年は明るい話題の多い一年になるといいですね。
さて冒頭に新年の挨拶を書いておきながら今回書きたいのは去年のクリスマスのことです。
ちょっと古い話ですがどうか最後までお付き合い下さい。
私には小学３年生と幼稚園の年長組の２人の息子がおりまして、２人ともサンタクロースをまだ信じています。
去年も例年通り欲しいプレゼントを書いた手紙をクリスマス前にサンタさんに出し、サンタさんが来たときに食べて貰うおやつを用意して準備万端で１２月２４日の夜を迎えました。
因みに手紙は家のクリスマスツリーに付けておくとサンタ（私）が取りに来るということになっています。
朝、手紙が無くなっていると本当にサンタが手紙を取りに来たと目を輝かせて息子２人は喜んでいました。
少々罪悪感はありますが。
話を２４日の夜に戻します。
その夜「サンタに会いたい」と２人とも遅くまで頑張っていましたが、「いつまでも起きてたら来てくれへんぞ」と私が言うと渋々２人は布団に入りました。
日付が変わる頃、２人が眠っているのを確認してから嫁さんがプレゼントを枕元に置きに行きました。
数分して戻ってきた嫁さんはなぜか困った顔をしていました。
手に紙切れを持っています。
それは何と長男からのサンタさんへの手紙でした。おやつの横に置いてあったようです。
「サンタさん、毎年プレゼントをくれてありがとうございます。プレゼントの希望の手紙を出すのが遅くなってごめんなさい。ぼくはサンタさんに質問があります。プレゼントは何歳までもらえますか？よかったら教えて下さい。
よろしく御願いします。」
手紙の内容はこんな感じです。
私は「御利口にしてたらいつまでもあげるよ」とか適当に返事しといたらええやんと思うのですが、嫁さんは嘘をつくのでは無くそれでいて子供の夢を壊さないような何か良い返事は無いかと悩んでいました。
とりあえず私の意見は却下され、嫁さんが悩んだ末に出した答えは「お手紙ありがとう。それといつもおやつを用意してくれてありがとう。今回もおいしくいただいたよ。来年もプレゼントを持って来るから楽しみにしていてね。
サンタクロースより。」というものです。
質問に全然答えてないじゃないかとも思いますが、翌朝手紙を読んだ長男は多少不満げではありましたが、とりあえず来年はプレゼントがもらえるというのが分かったのでひとまずは良かったと思っているようです。
長男が今年も同じような手紙を書いたら、嫁さんは何と答えるのか？今からちょっと楽しみです。
