この事務所でお世話になって6年、昨年12月にやっと税理士試験に官報合格できました。
合格科目は簿記論、財務諸表論、相続税法、消費税法、法人税法です。
そのうち当事務所では消費税法と法人税法に働きながら合格しました。
今回は将来、当事務所で働きながら税理士を目指す方に向けて、一番気になるであろう
「働きながら合格すること」について書こうかと思います。
まず勉強時間についてですが、当事務所で「勉強時間がとれない」ということはまずありません。それは代表及び社員税理士の方が過度に仕事がいかないように配慮してくださるからです。これは一般的に繁忙期である3月の所得税の確定申告時期でも変わりなく、専門学校に通えるように終わらせてくれます。
ただ、それでも受験専念組の勉強量に比べたらどうしても限界があります。
確かにそもそもの勉強時間の確保も大事ではありますが、私が感じた必要なことは
「他の受験生に負けない熱量」だと思いました。相手は人生をかけて闘っている受験生です。生半可な気持ちでは勝てません。
この受験生達に負けない熱い気持ちを持って取り組むことが出来るか。
私はこの事に気づくまで徒に時間を使っていましたが、気づいてしまえば2年で取りました。そのことに仕事を通して気づかせてくれたのも事務所です。
「税理士試験に合格したことは終わりではなく、スタート地点にようやく立つことが出来たということでしかない。」とは以前の代表からよく聞いていた言葉です。
私もこの言葉を胸に日々精進していきたいです。
(N・Y)