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職場のオヤジ学講座 飲みニケーション考

2011年08月31日
社員ブログ

酒場でのよくあるシーン
オヤジと青年の組み合わせ。テーブルには冷や奴と今日のお勧めの刺身(特価)
まずはビール、すかさずオヤジがビール瓶を取り上げ青年についでやり、注ごうとする青年を手で制し、自分のコップに注いで軽く乾杯

オヤジ「どうこの頃」
青年「はい」
オヤジ「それにしても、この頃の若い者は元気がないねぇ、特にA君(ここにいない人)なんかね」
青年「ええ、彼はマイペースですからね。もうひとつ覇気がありませんね。ハハ」
オヤジ「俺の若いころなんか、部長にね。よくタテを突いたもんだよ。・・・以下約20分にわたって自慢話」
この後、ここにいない人の批評と自慢話、叱咤激励が約1時間続く。その間、酒以外の注文はなし。青年は空の皿をつつきながらほとんど聞き役
青年の立場からすると割り勘だと大災難、おごってもらっても残るは疲労感のみ

上に書いたのは、極端な例としても、オヤジにとって部下とのコミニュケーションといえば、昔から酒でしょうね。
しかし、このごろ評判が良くない。
個人主義、家庭第一の風潮で、仕事が終わってまで仕事の延長で時間をつぶしたくないというのが若い世代の本音なんでしょうか。
その業界、会社に歯を食いしばってでも残ってやる、そのための人脈、ヒントを得たいというという切実な要求もないのかな。

オヤジに言わせると、酒場での話は、ン十年の経験に基づく貴重な経験談(自慢話が混じるのはご愛敬)や、人生の先輩としてのウンチクもあって、けっして得るものがないことはないと思うがね。
結局のところ、仕事なんて人と人との交わりの中にしか生れてこない、就業時間内で腹を割った話なんてできっこない、人との関係に時間外も就業規則もないと思うが・・・。

新人類なんて言っていたのはもう25年もまえの話、今や、世代間の差は理解不能の域に達して、コミニュケーションは至難の業なんですかねぇ。